《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
一時、反抗期だったのか、悪いコトばかりしていた二人だけど。


最近は落ち着き、パパである捺の言うコトも聞けるようになった。



でもママ至上主義は変ってない。



「!?」


エプロンのポケットの中のケータイが光り、メールの受信音を鳴らせた。
このメロディ音は佐久間君。


彼のメールの受信音だけ、他とは変えていた。



「誰だ?」
ビールを飲みながら、捺が問いかけて来る。



「椿ちゃんかな~」



私は誤魔化して、キッチンに隠れ込んで、メールを見た。



彼のメールは店に来ての催促メール。



そう言われても…ホストクラブには絶対、行けない・・・






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