《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*

｢何ですか??」



｢お金を出して欲しいの…。私…ホストに貢ぎ過ぎちゃって…今、金欠なの」



｢ええ～っ!!?」

そんなコト言われても…
私だって専業主婦で、捺の稼ぎで暮らしてる身だし…



「ボトルを何本か入れてくれるだけでいいから～お願い」


「・・・」



｢何としても彼を№１ホストにしてあげたいの!!」


哲さんは真剣な眼差しを私に向けて、両手を掴み、訴える。


哲さん…かなりそのホストにホレちゃってる様子。


｢捺はカードの明細書なんて見ない人だから…バレないわよ!!お願い!!留奈ちゃん」