《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
「Aランチのお客様」



「!?」


料理を運んで来た若いギャルソンに皆が注目。


私もギャルソンの顔を見た。



「!!?」


アルバムで見た高校時代のお父さんと瓜二つの顔。


「Aランチのお客様…」


「岳君魁君ママ…」


「え、あ…」



隣の加奈ちゃんママに言われて、ハッと我に返る。



「わ、私です…」


私が声を上ずらせて、手を挙げた。



「…前…失礼致します…」


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