《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
門扉の前で梢ちゃんママと鉢合わせ。



「おはよ~梢ちゃん」
岳はいつものように梢ちゃんに挨拶。



「・・・」
梢ちゃんはママの顔を見て、そのまま…先に園庭に入っていった。



昨日のコトがやはり、尾を引いている。



梢ちゃんママも私たちには挨拶せず、他のママたちと先に園庭に入っていく。



私と透君ママはあからさまにシカトされた。



「聞こえてなかったのかな?梢ちゃん…ボクのあいさつ」
岳は悲しげに眉を下げた。




「・・・私は分かるけど…岳君魁君ママも何かあったの?」



「ん、あ…」





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