《完》パーフェクトウエディング*社長の奥様は22歳*
トラブルの場所が場所だけに、透君ママには理由を話せない。
「・・・」
私たちは一緒に、ばら組の園室に子供たちを送り届ける。
ばら組の園室前では梢ちゃんママたちが中心になって、輪が出来ていて、皆…楽しそうにお喋り。
私もこのまま、シカトされては子供たちに悪いと勇気を出して、輪に入ろうといつもの調子で話しかける。
「!!?」
ピタッと一瞬、輪の中に不穏な空気が流れ込む。
落ちた雫が水面を揺らし消えるように、ママたちの輪も私の前から消えた。
「岳君魁君ママ…あなた…昨日私にしたコト…分かってるでしょ?」
梢ちゃんママが私に言い放った。
「・・・」
私たちは一緒に、ばら組の園室に子供たちを送り届ける。
ばら組の園室前では梢ちゃんママたちが中心になって、輪が出来ていて、皆…楽しそうにお喋り。
私もこのまま、シカトされては子供たちに悪いと勇気を出して、輪に入ろうといつもの調子で話しかける。
「!!?」
ピタッと一瞬、輪の中に不穏な空気が流れ込む。
落ちた雫が水面を揺らし消えるように、ママたちの輪も私の前から消えた。
「岳君魁君ママ…あなた…昨日私にしたコト…分かってるでしょ?」
梢ちゃんママが私に言い放った。