そんな君に一目惚れ
「分かった。でもひとつ買い物頼んでもいい?」
「いいですよ」
「じゃあ、卵買ってきてもらえる?」
「はい」
私は財布を取り出し、近くのスーパーに買い物に行った。
最初からこうすればよかったのかもとも思ったが、今はそんなにお金が無いので卵くらいしか買えなかった。
私が帰ると、先生はフライパンでなにやら炒めていた。
そういえば行く前に「先に作ってるな」と言われたような・・・。
「買ってきました」
「サンキュ。じゃあ、早速だけどそこのボールに卵4個割って」
「はい」
私は手を洗い、指示されたことをやる。