そんな君に一目惚れ


「分かった。でもひとつ買い物頼んでもいい?」


「いいですよ」


「じゃあ、卵買ってきてもらえる?」


「はい」



私は財布を取り出し、近くのスーパーに買い物に行った。



最初からこうすればよかったのかもとも思ったが、今はそんなにお金が無いので卵くらいしか買えなかった。



私が帰ると、先生はフライパンでなにやら炒めていた。



そういえば行く前に「先に作ってるな」と言われたような・・・。



「買ってきました」


「サンキュ。じゃあ、早速だけどそこのボールに卵4個割って」


「はい」



私は手を洗い、指示されたことをやる。



< 30 / 94 >

この作品をシェア

pagetop