そんな君に一目惚れ
君を…君が…
明日香と話をしてから数日。
本日、日曜日。
俺はただ家で、ボーっと過ごしていた。
理沙はもうお見合いをしたのだろうか?
もう誰かのものになったのだろうか?
もしかして、もう結婚したとか?
いやそれはさすがに・・・・・・
「だあーもう!」
家にいても彼女のことしか考えてない俺は、財布と携帯だけ持って、出かけることにした。
とは言ったものの、特に目的意識の無い中、俺はただぶらぶらと町を歩く。
いつのまにやら、季節は秋へと移り変わろうとしていた。