そんな君に一目惚れ
「だろうな。俺だってびっくりだよ。あんなとこで見合いしてるなんて思わなかったから」
「でもあそこは結構有名なところみたいですよ」
「へえー」
・・・ってちょっと待った!こんな話をしたいんじゃなくて。
俺はまたまた切り出した。
「そういえばこんなことしといてなんだけど、返事まだ聞いてないんだけど・・・」
そう言って理沙の隠していた顔を出させると、俺は顔を近付けた。
「え、えっと・・・」
理沙は顔を逸らした。
「言わないんだったらまたするけど・・・」
「なっ・・・・・・」
そう言って俺は理沙の上に跨った。