ヒーローズ
ハーフスター
朝、枕元に違和感を感じて目を開けると。真っ黒なボックスが置いてあった。
"to MR.RYOTA AZUMA"
……俺のだよね?
RYOTAじゃなくて
RYOHEIなんだけど。
"アイフォンみたいなヤツとカードが届くはずだから"
市原さんの言葉を思い出す。あぁ、俺ヒーローになったんだった。
なんか自分で言ってて恥ずかしい。そして現実味がない。
でも。
箱を開けて出てきたメタリックなアイフォン的なヤツとICチップいりの真っ黒なカード。
それらが確かに昨日あったことが夢じゃないことを証明していた。
膝をさする。昨日屋上から飛び降りて無傷だったんだよな。
他にも何か能力があるんだろうか。
吹っ切れた俺は、なんだか楽しみになって、朝食を済ますと急ぎ足で家を出た。
"to MR.RYOTA AZUMA"
……俺のだよね?
RYOTAじゃなくて
RYOHEIなんだけど。
"アイフォンみたいなヤツとカードが届くはずだから"
市原さんの言葉を思い出す。あぁ、俺ヒーローになったんだった。
なんか自分で言ってて恥ずかしい。そして現実味がない。
でも。
箱を開けて出てきたメタリックなアイフォン的なヤツとICチップいりの真っ黒なカード。
それらが確かに昨日あったことが夢じゃないことを証明していた。
膝をさする。昨日屋上から飛び降りて無傷だったんだよな。
他にも何か能力があるんだろうか。
吹っ切れた俺は、なんだか楽しみになって、朝食を済ますと急ぎ足で家を出た。