大スキにきまってんじゃん!!
比留間尚樹。悪い噂があとをたたない人。

「あれ〜久美ちゃん、恋の予感ですかあ?」

「ないない。話したこともないもん」

本当に初めて…いきなり挨拶されても。

「でもさぁ、比留間って恐いけど目の保養にはなるよねー。久美いいなぁ」

目を輝かせてそんなこと言われても…

確かに、整った顔、均整のとれた体にはちょっぴりドキッとした。

だけど比留間君の放つオーラはそれ以上のものを持っている。

「いろいろ噂はあるけど久美なら大丈夫!じゃあまたあとで来るね」


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