【短編】チョコラブ
学校についたら先生にみっちり指導された。
まぁ、右から左へ聞き流していただけだったが……
「涼介! ご飯食べよーぜ!!」
今は昼食の時間。
この時点で、俺らはカバンに入り切らないような量のチョコレートをもらっていた。
「おう、食べようぜ!」
机をくっつけて、涼介がカバンを探っている。
なにしてんだ??
「今日のお昼ご飯はコレ☆」
と言って出したのは今日もらったチョコレートの山だった。
「ご飯って…これ、どうかんがえたっておやつにしかなんないだろ?」
「圭太も食べたら?」
「却下」
俺は即答した。
チョコレートをお昼ご飯に食べるとか絶対無理……
ちゃんと、弁当もあるわけだし……