月の神―神話物語―
月を慕い、控え目に後に従うその星を

後の世の人々は、太陽を導く星と思うようになりました。


守護の星は暗き闇夜を祓う希望の印となりました。



けれど


巫女を失った月の神にとっては、嘆きの印となったのでした。







< 13 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop