オールホワイト
「あ、白。この人はC組の白海さん。よく図書館で会うから、仲良くなったんだ。」
あ、そうなんだ…。
「白さんは、本…好きですか?」
彼女は俺の方を向いて、そう言った。
本…いや、あんま読まないな…。
「白は、どっちかというと理系だよ。あんまり本読まないんだ。」
と、雪が答える。
確かにその通りだけど。
「じゃあ、逆ですね。私、数学とか、理科とか苦手で…。」
…逆。逆なんだ。
趣味とか思考も真逆なんだろうか。
それってちょっと辛い。
って、俺…彼女と会話のキャッチボール出来てない!
何か…何か発言しないと…!
「そう、本読むと眠くなっちゃうんだよね。もうすぐテストだから、国語の教科書読むけど、眠くて勉強にならなくて。」
違う!違うだろ、俺!
そんな…本否定してどうする!
彼女の趣味の本を!
「私も、数字を見ると、目が回るんです。白さんが羨ましいです。」
そう言って、困った顔をした。
困った顔も、可愛いな。
…って、俺は変態か!
「そ、そう?てゆうか、同じ学年だろ?敬語いいって。」
「あ、すみません。なんか、クセで。」
敬語も可愛いんだけどな。
…段々、変態化していく俺。
大丈夫か?
あ、そうなんだ…。
「白さんは、本…好きですか?」
彼女は俺の方を向いて、そう言った。
本…いや、あんま読まないな…。
「白は、どっちかというと理系だよ。あんまり本読まないんだ。」
と、雪が答える。
確かにその通りだけど。
「じゃあ、逆ですね。私、数学とか、理科とか苦手で…。」
…逆。逆なんだ。
趣味とか思考も真逆なんだろうか。
それってちょっと辛い。
って、俺…彼女と会話のキャッチボール出来てない!
何か…何か発言しないと…!
「そう、本読むと眠くなっちゃうんだよね。もうすぐテストだから、国語の教科書読むけど、眠くて勉強にならなくて。」
違う!違うだろ、俺!
そんな…本否定してどうする!
彼女の趣味の本を!
「私も、数字を見ると、目が回るんです。白さんが羨ましいです。」
そう言って、困った顔をした。
困った顔も、可愛いな。
…って、俺は変態か!
「そ、そう?てゆうか、同じ学年だろ?敬語いいって。」
「あ、すみません。なんか、クセで。」
敬語も可愛いんだけどな。
…段々、変態化していく俺。
大丈夫か?