空夢





「っ……!?」




まさか、あたし…。



あたし、松野のこと…。




「好き………?」




その言葉が自然と口から出た。



慌てて口を両手で塞ぐ。



さらに顔が赤くなるのがわかる。




嘘!?



あたし、いつの間に…!?




「……あっ」





麻奈の言っていたことが、今わかった。




“青ちゃんは松野くんのこと、特別やて思ってる?”




あれは、こういう事だったんだ。



やっと自分の気持ちに気付いた。




“好き”




この気持ちは久しぶりで、少し戸惑う。



だけど、少し幸せな気分になった。









< 108 / 108 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

コイスルキモチ
悠純*/著

総文字数/6,869

恋愛(純愛)17ページ

表紙を見る
最後に君に
悠純*/著

総文字数/2,453

恋愛(その他)8ページ

表紙を見る
素直になりたくて
悠純*/著

総文字数/1,247

その他5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop