純粋な愛
最近はずっと
透明な扉が開いたままだ
あと
君が部屋の奥から
取り出してきた
風が吹く機械は
なかなか涼しい
でもやっぱり
色々な匂いを運んでくる
風の方が心地よくて
涼しい
それでも君が
僕の手が
届かないところに飾った
綺麗な音が
一番好きだった
その音は匂いを運んでくる風が
来るたびに鳴った
夜になると
君と星をみる
君がちりばめる星には
勝てないけど
それに近い数の星が瞬く
君はそれをみながら
アイスを食べたり
僕をひたすら撫でたりする
そんな夜が
最近は
僕の一番
お気に入りの時間だ
ずっと続いて欲しいと
毎回思ってしまう
でも君が
星をちりばめないから
ちょっと残念かな