恋愛野獣会
やっぱり降ってきたんだ。


これでジメジメして蒸し暑いのが少しは緩和される。



そう思いながら服を着替えて、髪の毛をタオルドライして脱衣所を出る。



あ……。



リビングのソファに座ってテレビを見ている白夜先輩に、一瞬ドキッとする。



ここは白夜先輩の部屋なんだから自由に使っていいのは白夜先輩だ。



なのに、なんとなく自室の中にいるものだと思いこんでいた。

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