恋愛野獣会
「早く出ろよ。ここ寒いんだから」




そういわれて、私は慌てて外へ出た。




暖かい空気でジンワリと体温が戻ってくる。




「ありえない……」




ブルッと身震いして、そう呟いたのだった。
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