恋愛野獣会
いつもなら気づかずにコンセントを引き抜いてしまうけど、今日は体の方がフラリと揺れた。



「危ない!」



白夜先輩の声。



視界がグルッと回って、天井が見える。



あ……れ?



痛くない。



私……ソファの上に……倒れたの……かなぁ……?



意識は、そこで遠のいていった。
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