恋愛野獣会
「どうしたの? つらいなら病院に行く?」



「ううん、平気」



「でも、さっきより顔赤いよ?」



心配して、覗き込んでくるタケル君。



その唇をついジッと見つめてしまう私。



「なに?」



「べ、別に」



慌てて視線をそらす。



だけど、タケル君にはバレていたみたいで……。



「……キスしよっか?」
< 267 / 501 >

この作品をシェア

pagetop