恋愛野獣会
☆☆☆

「ただいま」



雑炊を食べて、薬を飲んで、再びソファに横になっているとそんな声がして白夜先輩が戻ってきた。



「おかえりなさい」



「体調はどうだ?」



「大丈夫です。心配かけてすみません」



そう言うと、白夜先輩は無言で自室へと引っ込んでしまった。



いつも冷たい感じだけれど、今日はそれに輪をかけて冷たい気がした。



というか、なにか怒ってるような……?

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