恋愛野獣会
☆☆☆

「あっつ……」



日付が変わってから数時間後、べたついた体で目が覚めた。



やっぱり、この時期にお風呂に入らないとベタベタして気持ちが悪い。



シャワーを浴びてこようと思ってベッドから抜け出し、ダンボールを避けてドアを開ける。



その瞬間、明るい光が差し込んできて目を細めた。



こんな時間にリビングの明かりがついてる?



白夜先輩、起きてるの?


そう思って部屋の中を見回したときちょうど先輩が部屋から出てきた。
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