恋愛野獣会
「痛いっ!」



と悲鳴を上げた時にはすでに体育館の中で、呼吸ができる。



「ったく、何してんだよ」



飽きれた声が頭上から降り注ぎ、顔を上げると……。



「白夜先輩……!」



「少し人が減ってから入ればいいだろ? 少しは頭を使え」



「うっ……」



そうだけど、そんな言い方しなくても!

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