恋愛野獣会
思わずakariちゃんにほお擦りする。



「おいおい、ちゃんとご主人様に返さなきゃなんないんだぞ」



光輝先輩はあきれ顔。



「わかってるもん。だけど可愛いっ! 優人先輩、あの子にakariちゃん届けに行くの?」



「あぁ。そのつもりだけど」



「私も一緒に行っていい?」



「え……?」



優人先輩は少し眉間にシワを寄せて、それから頭をかいた。



「ダメなの?」
< 382 / 501 >

この作品をシェア

pagetop