恋愛野獣会
「あいつが……釈放された」



こっちの世界へ戻ってきた。



あいつが。



もう二度と顔を突きさわせることはないと思っていた、あいつが――。



「たった1年で……出てきやがった」



光輝は悔しそうにそう呟いた――。
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