恋愛野獣会
「そうなんだぁ。じゃぁ告白は白夜から?」



「あぁ」



小さく頷く白夜先輩。



嬉しそうに次々と訊ねる優人先輩。



だけど……他の2人は会話には参加せず、黙々と食事を続けている。



「あの……青葉先輩」



「うん? なに?」



「えと……なんか、ごめんなさい」



最初に白夜先輩は女嫌いで、特に私みたいな子とは付き合わない。



そう言ったのは青葉先輩だったから。



「なにが?」



ニコッと微笑み、小首をかしげる。
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