恋愛野獣会
トンッと私の背中を押して、青葉先輩はそう言ったのだ。



その言葉に私はギョッとして先輩を見る。



「さ、挨拶して」



「え、あ、あの……私……」



挨拶して。



と言われたって。

< 42 / 501 >

この作品をシェア

pagetop