恋愛野獣会
「外でユカとすれ違ったんだ。もしかして……ここにユカがいたんじゃないのか?」



「え……」




険しい表情。



光輝先輩の言葉を聞いて、白夜先輩の視線がこちらへ移動した。



ドクン――…。



嫌な汗が背中を伝って落ちる。



どうしてこんなに暑いんだろう。



雨が降れば少しは楽になるのかな?



「まさか、ユカさんが……?」



そう言ったのは優人先輩。



あぁ。



みんなユカさんを信用してるんだ。

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