恋愛野獣会
手を伸ばす俺。


カヤもこちらへ手を伸ばしてきた。


だけど……だけど、その手は触れ合うことなく、引き離された……。


目の前で空中へ飛ばされるカヤの体。


血がコンクリートを濡らし、ダンプは民家の壁に激突して止まった。


うそだろ……。


信じられなかった。
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