恋愛野獣会
ダンスパーティの時の亮介君とはどうなったのかと聞けば、『あのような方は苦手ですの』と一言。



どうやら亮介君との2度目のデートは失敗したみたい。



それで、私たちはと言えば――。



「明日香、今日も放課後ちゃんと待ってろよ?」



白夜先輩の言葉に、「うん」と笑顔で頷く私。



ここまではいつもと変わらないんだけど……。



「俺も行くから」



横からそう言ったのは光輝先輩で……。



ここから、いつも口げんかが始まってしまうのだ。



最初はカヤさんに似てるから。



ただそれだけだった。

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