恋愛野獣会
「気にするな明日香。あんなのキスの内に入らない」



水を飲ませてくれたあの熱い唇を思い出す。



ドキン……。



あれは光輝先輩だったんだ。



そうわかると、急に意識してしまう。



「付き合ってるのにキスもできないヤツがひがみか?」



「なんだとお前!」



喧嘩になりそうになる2人を慌てて止める青葉さん。



でもそんなのも私の耳には入ってこない。
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