恋愛野獣会
あの、今なんて……?



聞き返そうとした私の首根っこを掴み、まるで子猫を運ぶ親のようにして私を立たせる先輩。



「ちなみに、お前の部屋はここ」



そう言って、さっき先輩が出てきたのとは逆方向にある扉を開ける。



「んにゃ!?」


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