飢え
生誕
生まれてからは、飢えが爆発的に始まる。
母親の母乳が欲しいといった、ごく単純な飢えだが、生まれたばかりの私(僕)には一大事だ。
生まれたばかりだと言葉が分からない。
だから私(僕)は泣きわめく。
その情報手段で母親に伝え、食事をもらう。
この頃は、胎児の頃とあまり変わらない。
ひとつ違う所は、伝えることが出来ると言うこと。
その連鎖を繰り返し、成長するが、その1年後位になると、食事を自分で出来るようになってくる。
と言っても、まだ変わらない。
自分で自分の口に食べ物を運ぶ程度のこと。