飢え
高校生
遂に待ちかねたこの時期に入った。
もう導火線の火は後半だ。
まずは、今の自分の飢えを少しだけでも抑える為にアルバイト探しだ。
アルバイトが受かれば、もう心配は要らない。
後は給料日と言う爆発を待つだけ。
この爆発はこの頃の私(僕)には原爆並みの威力だ。
そして問題の日が来た。
最初の給料は全部使ってでも買うと決めていた。
銀行に行き、通帳を見て。
爆発した。
心の中でニヤケているのか顔に出ているのか分からない。
とにかく歓喜だ。
後は通帳から下ろして、お財布に現金を入れ、買い物へ。