初恋の続き

夜空の公園で

久しぶりの再会に
私たちは話ははずみ
行き着いた場所は
真夏の夜の公園


もうあなたのことを
ただの思い出だと思える
そんな自分を確認しながら
私はあなたとの
他愛もない会話を楽しんだ


今自分はどうしてるとか
どんな恋をしてきたかとか
私たちが両思いだった時の話とか…


幸せだと思ったの
あんなに苦しかった日々も
こんな風に笑って話せるようになったから

こんな素敵な時間を過ごせるなら
あの辛い日々も
意味のあったことだと思えるの


帰り際
「じゃあな」と言って
私の頭を優しく撫でるあなたに
止まりかけた恋が
また動きそうな予感がして
胸が少しときめくと同時に
少しだけ 切なくなった







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