誠の桜に止まる蝶~番外編~
「沙織でも負けたことあるの?」
「うん。私龍王だけにはいつも勝てないの。」
「竜神様のことだよね?」
「うん。龍王は強くていつも全力で私に稽古をつけてくれるの。小さいころ初めて龍王と試合して、初めて負けたの。その時は大泣きしたなあ・・・」
しみじみと過去を振り返っている。
「龍王さんはどんな反応したの?」
「おろおろしてた。それから私に次は負けないように稽古を積めばいいって励ましてくれた。だけど、いまだに勝てないんだよねえ・・・」
「竜神様だもんね・・・」
「まあね。だけど私は龍王のことすごい尊敬してるんだ。」
そういった横顔はきらきらと輝いていた。
もしかして・・・・
「沙織、龍王に恋してる?」
私の言葉に目をぱちくりさせた後に沙織は笑い出した。
「蝶恋って・・・あははははっ!!龍王に恋なんてしないよっ!!」
「ちょっ!そんなに笑わなくても!!!」
「だって・・・・あははははっ!!」
沙織はずっと笑っていた。
「はあっ・・・ごめんね笑いすぎちゃった。私が龍王に恋をするなんてないよ?」
「どうして?」
「だって私好きな人いるもん♪」
「え?」
私は驚いて立ち上がってしまった。
「うん。私龍王だけにはいつも勝てないの。」
「竜神様のことだよね?」
「うん。龍王は強くていつも全力で私に稽古をつけてくれるの。小さいころ初めて龍王と試合して、初めて負けたの。その時は大泣きしたなあ・・・」
しみじみと過去を振り返っている。
「龍王さんはどんな反応したの?」
「おろおろしてた。それから私に次は負けないように稽古を積めばいいって励ましてくれた。だけど、いまだに勝てないんだよねえ・・・」
「竜神様だもんね・・・」
「まあね。だけど私は龍王のことすごい尊敬してるんだ。」
そういった横顔はきらきらと輝いていた。
もしかして・・・・
「沙織、龍王に恋してる?」
私の言葉に目をぱちくりさせた後に沙織は笑い出した。
「蝶恋って・・・あははははっ!!龍王に恋なんてしないよっ!!」
「ちょっ!そんなに笑わなくても!!!」
「だって・・・・あははははっ!!」
沙織はずっと笑っていた。
「はあっ・・・ごめんね笑いすぎちゃった。私が龍王に恋をするなんてないよ?」
「どうして?」
「だって私好きな人いるもん♪」
「え?」
私は驚いて立ち上がってしまった。