誠の桜に止まる蝶~番外編~
「私みんなのこと大好きだもん。私だけ離れてるなんて辛い。まえはあんなに夢を語って稽古したのに、一緒に誠を掲げて戦えなんて寂しい。」
「じゃあずっと屯所に居ればいいじゃねえか!!」
平助が生き生きと叫ぶ。
「・・・だめだよ。私には龍王がいるもん。」
「龍王のこと好きなのか?」
左之が少し心配げに見てくる。
さっきは面白かったのに左之さんに言われるとなんだか切ない。
「うん。好きだよ。だけど家族としてかな?龍王はどんな時も傍にいてくれたから。」
「そうか・・・」
「ごめんね暗くしちゃった。」
私はその場を取り繕うとする。
「寂しいならいつでも戻ってくればいいだけだよ。俺らは沙織をいつでも待ってるから。」
総司は少しはにかみながらそう言う。
「・・・うん。総司、蝶と付き合うようになってから優しくなったんだね。」
「そうかなあ?俺はいつでも優しいつもりなんだけどな。」
「はいはい。」
私は苦笑いで微笑む。
「そうだ。遠慮することはない。ここはお前の家でもあるのだからな。」
「一くん・・・」
「そうだぜっ!!新八みたいに暑苦しい奴もいるけどみんなは暑苦しくなんかないから!!」
「平助・・・うん、そうだね。」
「俺はいつでも沙織をまってるんだぜ?」
「左之さん・・・」
左之さんの言葉に思わず赤くなる。
みんな、本当にいい人ばかりだ。
「じゃあずっと屯所に居ればいいじゃねえか!!」
平助が生き生きと叫ぶ。
「・・・だめだよ。私には龍王がいるもん。」
「龍王のこと好きなのか?」
左之が少し心配げに見てくる。
さっきは面白かったのに左之さんに言われるとなんだか切ない。
「うん。好きだよ。だけど家族としてかな?龍王はどんな時も傍にいてくれたから。」
「そうか・・・」
「ごめんね暗くしちゃった。」
私はその場を取り繕うとする。
「寂しいならいつでも戻ってくればいいだけだよ。俺らは沙織をいつでも待ってるから。」
総司は少しはにかみながらそう言う。
「・・・うん。総司、蝶と付き合うようになってから優しくなったんだね。」
「そうかなあ?俺はいつでも優しいつもりなんだけどな。」
「はいはい。」
私は苦笑いで微笑む。
「そうだ。遠慮することはない。ここはお前の家でもあるのだからな。」
「一くん・・・」
「そうだぜっ!!新八みたいに暑苦しい奴もいるけどみんなは暑苦しくなんかないから!!」
「平助・・・うん、そうだね。」
「俺はいつでも沙織をまってるんだぜ?」
「左之さん・・・」
左之さんの言葉に思わず赤くなる。
みんな、本当にいい人ばかりだ。