誠の桜に止まる蝶~番外編~
「蝶のおかげかな?」
「え?」
「沙織にも言われたけど確かに俺は昔と変わったかもしれない。それはきっと蝶のおかげなんだと思う。」
「私の・・・?」
「うん。蝶と出会って蝶のやさしさに触れて俺も優しくなれたんじゃないかな?」
そういって総司は私を抱き上げる。
「きゃっ!」
「だけど相変わらず好きな子には意地悪しちゃうけどね?」
「も、もうっ!って好きな子に意地悪って・・・土方さん?」
「ええっ!!」
総司は本気で驚いたような顔をする。
「いや、俺男色じゃないから。」
「ちがっ!そういう好きじゃない!!」
「え?」
「総司なんだかんだ言って土方さんのこと友達として好きなんだよ。だからきっと意地悪しちゃうんじゃない?」
「いやあ、それはないな。」
「嘘ばっかり。それか気づいてないだけじゃない?」
「んー・・・」
総司は納得いかないような顔で考え込んでいた。
そんな総司を私は微笑みながら見つめる。
きっとこうしていろいろなことに二人で気づいていくんだろうな。
きっとこれからも。
「え?」
「沙織にも言われたけど確かに俺は昔と変わったかもしれない。それはきっと蝶のおかげなんだと思う。」
「私の・・・?」
「うん。蝶と出会って蝶のやさしさに触れて俺も優しくなれたんじゃないかな?」
そういって総司は私を抱き上げる。
「きゃっ!」
「だけど相変わらず好きな子には意地悪しちゃうけどね?」
「も、もうっ!って好きな子に意地悪って・・・土方さん?」
「ええっ!!」
総司は本気で驚いたような顔をする。
「いや、俺男色じゃないから。」
「ちがっ!そういう好きじゃない!!」
「え?」
「総司なんだかんだ言って土方さんのこと友達として好きなんだよ。だからきっと意地悪しちゃうんじゃない?」
「いやあ、それはないな。」
「嘘ばっかり。それか気づいてないだけじゃない?」
「んー・・・」
総司は納得いかないような顔で考え込んでいた。
そんな総司を私は微笑みながら見つめる。
きっとこうしていろいろなことに二人で気づいていくんだろうな。
きっとこれからも。