誠の桜に止まる蝶~番外編~
「って私は何処へ行けばいいの?」
そうつぶやくとまた季節が廻る。
そして、場面は桜の木の下へと変わっていた。
「あの子は・・・・」
桜の木の下に男の人と女の子が立っていた。
そして、私の後ろを見ている。
うしろを振り返ると近藤さんを先頭にみんなが歩いていた。
平「おい、近藤さん。あそこに誰かたってるぜ?」
平助くんが私の向こう側を指す。
ここでは私は見えないらしい。
近「本当だな。女の子と男の人のようだが・・・」
新「声かけてみようぜっ!!」
土「おい、新八てめえふざけたこと言うんじゃねえ。」
そしてゆっくりと沙織が歩き、こちらに近づいてくる。
総「こんにちは。僕たちになにかようかな?」
子供が好きな総司は優しく問いかける。
「あなたたち、弱い。」
総「なっ!!」
いきなりのことに総司が固まってしまった。
あれ、あの言葉どこかで・・・・
「沙織。いきなり失礼なことを言うんじゃない。」
男の人がゆっくりと近づき沙織をたしなめる。
沙「だって龍王。この人たち全員弱いんだもの。真実を言ったまでよ。」
近「いやあ、これはまいったなあ!こんな小さな子にまでそう言われてしまうとは。」
龍「すみません姫が無礼なことを申し上げあげました。」
沙「龍王!姫というのはやめなさい。そうだ。私がみんなに稽古をつけてあげる。」
土「はあ?」
そう言って沙織は生き生きとみんなを自分の家へ招き入れた。
そうつぶやくとまた季節が廻る。
そして、場面は桜の木の下へと変わっていた。
「あの子は・・・・」
桜の木の下に男の人と女の子が立っていた。
そして、私の後ろを見ている。
うしろを振り返ると近藤さんを先頭にみんなが歩いていた。
平「おい、近藤さん。あそこに誰かたってるぜ?」
平助くんが私の向こう側を指す。
ここでは私は見えないらしい。
近「本当だな。女の子と男の人のようだが・・・」
新「声かけてみようぜっ!!」
土「おい、新八てめえふざけたこと言うんじゃねえ。」
そしてゆっくりと沙織が歩き、こちらに近づいてくる。
総「こんにちは。僕たちになにかようかな?」
子供が好きな総司は優しく問いかける。
「あなたたち、弱い。」
総「なっ!!」
いきなりのことに総司が固まってしまった。
あれ、あの言葉どこかで・・・・
「沙織。いきなり失礼なことを言うんじゃない。」
男の人がゆっくりと近づき沙織をたしなめる。
沙「だって龍王。この人たち全員弱いんだもの。真実を言ったまでよ。」
近「いやあ、これはまいったなあ!こんな小さな子にまでそう言われてしまうとは。」
龍「すみません姫が無礼なことを申し上げあげました。」
沙「龍王!姫というのはやめなさい。そうだ。私がみんなに稽古をつけてあげる。」
土「はあ?」
そう言って沙織は生き生きとみんなを自分の家へ招き入れた。