誠の桜に止まる蝶~番外編~
私はぷうっと頬を膨らませてそっぽを向く。

「ちーよ?拗ねちゃったの?」

「違うもん!」

そういうと総司は楽しそうに微笑む。

「拗ねてる蝶も好きだけど、俺は蝶の笑顔がみたいんだけどな。」

そう言って総司は私の瞳を覗き込む。

まるで子供のような瞳。

「っもう・・・総司ずるいんんだから」

私はそう言って苦笑いをこぼす。

「やっぱり笑顔がいちばん似合うよ。」

そう言って総司は私を押し倒す。

「きゃっ!そ、総司?」

「綺麗な着物を脱がしたくなるのって男の浪漫だよね?」

「なっ!そ、総司の浪漫おかしいからっ!!」

そう言って私はじたばたとする。

そうすると着物が逆にはだけてしまう。

「あーあ。だめじゃない蝶。俺が脱がせる楽しみがなくなるでしょ?」

「なっ!!もうばかっ!!」

そう叫ぶと総司に口をふさがれてしまう。

後はそのまま総司のペースにまた巻き込まれてしまいました。

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