誠の桜に止まる蝶~番外編~
「蝶は素敵な人に巡り合えたとう話をしておったのじゃよ。」

「もちろん!!」

すると景色がぼやける。

「あれ・・・景色が・・」

「目覚めの時間ね。」

「え?」

「意識がもう時期目覚めるのじゃ。ここは夢の中。意識が現実で目覚めればわしらもここにはとどまれないのじゃ。」

「そっか・・・」

蝶は寂しそうにつぶやく。

「蝶?あなたの元気な姿が見れてよかった。総司さんと幸せになってね?そして総司さん。蝶をよろしくお願いします。」

お母様が優しくこちらを見る。

「必ず幸せにします。」

総司が力強く声を発する。

「元気でな。おぬしらの幸せを現代で願っておるからのう。」

お父様の声に精いっぱい頷く。

二人の姿がぼやける。

こうして私たちは夢の中から目覚めた。
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