誠の桜に止まる蝶~番外編~
「あ、ねえねえ総司!今日非番でしょ?」

朝食を食べている総司に私は嬉々と話しかける。

久しぶりに甘味屋に行こうと誘おうをおもったののだ。

「あ、いや、今日は、ちょっとね・・・」

総司が視線を彷徨わさせながら答える。

「もしかして、用事あるの?」

「あ、うん・・・そうなんだよね・・・すこし出かけなきゃいけなくて・・・」

総司が目線を合わせないまま答える。

「そっか・・・・じゃあ原田さんは?」

この前のかくれんぼの時のお礼にとおもい声をかける。

「え?あー・・・すまねえ、お、俺も用事があるんだよ。な、なあ、平助、新八?」

「お、おう!」

平助君は一生懸命に首を振る。

「いやあー残念だけどなあー」

若干棒読みの新八さん。

「ふうん・・・」

なんだか仲間外れの気分で私はご飯を食べ終った。
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