誠の桜に止まる蝶~番外編~
「まず、左之さんも飲まねえか?」

平助君が原田さんにお酒を差し出す。

「いや、俺は蝶を総司のところまでつれてかなきゃならねえから。」

「え、いいえ!ここから大丈夫ですよ?」

私は慌てて原田さんを止める。

「え?いやでも・・・」

「大丈夫です!!じゃあ行きますね♪」

そう言って私は歩き出す。

「蝶ちゃん俺には毒づいて終了!!!???」

新八さんの切ない声がひびいたのは気のせいにしよう☆

そしてわたしはとぼとぼと歩き出した。

今の流れから行くと・・・

完璧不思議のアリスの流れだ。

でも、女王様って・・・・?

私は考えながら歩いていると大きな庭についた。
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