誠の桜に止まる蝶~番外編~
「あ、総司を追ってきたんですけど・・・・」

「総司ならむこうに走っていっただ・・・」

「あ、本当ですか?ありがとうございます!!」

私はぺこりと頭を下げて走り出す。

私の予想が当たればきっとこの先にいるのは・・・・

「おい!蝶ちゃん!!こんなところにいたのか!!女王様がお待ちだぞ!!」

「へっ?」

急に近藤さんに腕を引っ張られて引きずられる。

「ちょっ!!どこ行くんですか近藤さん!!」

「どこって、チェスだよ。」

にっこりと微笑む近藤さん。

「チェス・・・?」

私はそのまま近藤さんに連れられて大きな部屋に入る。

そして、大きな椅子に座らされる。
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