誠の桜に止まる蝶~番外編~
蝶「・・・な・・・い・・・?」

総「え?何って言った蝶?」

蝶「死なない・・・?」

私は涙をぽろぽろとこぼしながらつぶやく。

すると土方さんが穏やかに微笑む。

土「あたりめえだろうが。俺らは簡単に死にやしねえよ。」

原「特に新八あたりは死んでもしなねえな。」

そう言って原田さんは新八さんの頭を殴る。

新「いって!!っておい左之、それほめ言葉かっ?」

平「そうだよっ!だから泣くなって!!」

一「勿論死ぬつもりはないから案ずるな。」

一さんはぶっきらぼうに、でも優しく声を放つ。

総「そうだよ。俺は蝶を置いて死んだりしない。もう離れないって約束しだからね。」

蝶「っ・・・・うわああああん!!!」

大声を上げて泣きながら総司に飛びつく。

総司は優しく抱きしめてくれる。

土「お前子供かよ。」

蝶「ひじがださんの俳句よりこどもじゃありませんー」

私は泣きながらでも土方さんに毒づく。

土「蝶・・・てめえ!!」

平「うわああああっ!!土方さん落ち着けって!!」

平助君が土方さんを頑張って羽交い絞めもどきにする。

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