誠の桜に止まる蝶~番外編~
「嘘だよ。今日は優しくしてあげる。俺のせいで蝶を泣かせちゃったしね。」

「あ、あれは私が勝手に泣いただけだから・・・」

「でも、うれしかったよ。あんなに蝶に思われてるんだって感じられたからね。」

「は、恥ずかしいんですけど・・・///]

そんな私を見て総司はいとおしそうにまた口づけをする。

そしてゆっくりと手が触れる。

私はおもわずビクリとする。

「蝶?怖い?」

「あ、ううん!いきなりだから驚いただけ。」

「平気?無理ならやめるけど・・・」

「ううん。総司だから大丈夫。」

「ったく本当にかわいすぎ・・・」

そしてまた私たちはゆっくり口づけを交わす。

この日初めて総司と一つになった。
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