誠の桜に止まる蝶~番外編~
「蝶?あなたは本当に霊力が強いわね。」
お母様は私の頭を優しく撫でながらそういう。
「え?私にはわかんない。」
「きっと、あなたが16歳を過ぎたころから私と刹那から受け継いださまざまな霊力が目覚めてくるわ。お願い。その霊力の使い方をきちんと考えてね?」
「使い方?」
蝶はきょとんと首をかしげる。
「そうよ。あなたは次期祈り姫でもあるの。だから人一倍霊力も強いのよ。あなたの力はあなた次第で善にも悪にもなるのよ。」
「善にも悪にも・・・」
「そうよ。でもあなたなら大丈夫って私は信じているわ。」
「うん。まかせてお母様!!」
幼き日のお母様との思い出。
私は今、その意味を理解していた。
お母様は私の頭を優しく撫でながらそういう。
「え?私にはわかんない。」
「きっと、あなたが16歳を過ぎたころから私と刹那から受け継いださまざまな霊力が目覚めてくるわ。お願い。その霊力の使い方をきちんと考えてね?」
「使い方?」
蝶はきょとんと首をかしげる。
「そうよ。あなたは次期祈り姫でもあるの。だから人一倍霊力も強いのよ。あなたの力はあなた次第で善にも悪にもなるのよ。」
「善にも悪にも・・・」
「そうよ。でもあなたなら大丈夫って私は信じているわ。」
「うん。まかせてお母様!!」
幼き日のお母様との思い出。
私は今、その意味を理解していた。