誠の桜に止まる蝶~番外編~
「勝負ありのようよ?」
私は不敵に微笑む。
「そのようだな。いい。殺せ。」
宗匠は優雅に微笑みながらそう告げる。
みんなは私たちを見守っていた。
私は刀を鞘に納める。
「なぜだっ!!だからお前は甘いのだ!!俺はまたお前を殺しに来るぞ?」
私は宗匠の目を見つめて口を開く。
「私はあなたを殺さない。それが、私の強さ。誰の心も傷つけず、私の大切な仲間を守るだけど。それが私の中の誠だもの。」
「それが甘さだといっているのだ!」
「甘くない。あなたにとっての甘さが私にとっての強さよ。」
私は優雅に微笑む。
「っ・・・ふっ。お前には負けた。技術共に、な。」
「え?」
宗匠はひざまずく。
「えっ?な、なにやってるの?」
「お前に助けられたこの命、お前にささげよう。風魔一族は今度舞桜蝶並びに新撰組が我らの力を必要とするならばいつでも手をかそう。」
「ふえ?」
私はおもわず素っ頓狂な声を上げてしまう。
「ふっ。我が主は面白い奴だな。」
そう言って宗匠は微笑む。
そして、私に水色の勾玉を渡す。
「これは忠誠のしるしだ。お前が持っていろ。」
「で、でも・・・」
「いいから。」
私はおずおずと宗匠から勾玉を受けとる。
「ありがとう。」
私ははにかむ。
なんだか、さっきまで争っていた人が仲間になるなんてくすぐったい気分だ。
「お前の強さと誠。見事だ。また会おう。屋敷に戻るぞ!」
そう宗匠が叫ぶと風魔のものは一斉に消えていった。
私は不敵に微笑む。
「そのようだな。いい。殺せ。」
宗匠は優雅に微笑みながらそう告げる。
みんなは私たちを見守っていた。
私は刀を鞘に納める。
「なぜだっ!!だからお前は甘いのだ!!俺はまたお前を殺しに来るぞ?」
私は宗匠の目を見つめて口を開く。
「私はあなたを殺さない。それが、私の強さ。誰の心も傷つけず、私の大切な仲間を守るだけど。それが私の中の誠だもの。」
「それが甘さだといっているのだ!」
「甘くない。あなたにとっての甘さが私にとっての強さよ。」
私は優雅に微笑む。
「っ・・・ふっ。お前には負けた。技術共に、な。」
「え?」
宗匠はひざまずく。
「えっ?な、なにやってるの?」
「お前に助けられたこの命、お前にささげよう。風魔一族は今度舞桜蝶並びに新撰組が我らの力を必要とするならばいつでも手をかそう。」
「ふえ?」
私はおもわず素っ頓狂な声を上げてしまう。
「ふっ。我が主は面白い奴だな。」
そう言って宗匠は微笑む。
そして、私に水色の勾玉を渡す。
「これは忠誠のしるしだ。お前が持っていろ。」
「で、でも・・・」
「いいから。」
私はおずおずと宗匠から勾玉を受けとる。
「ありがとう。」
私ははにかむ。
なんだか、さっきまで争っていた人が仲間になるなんてくすぐったい気分だ。
「お前の強さと誠。見事だ。また会おう。屋敷に戻るぞ!」
そう宗匠が叫ぶと風魔のものは一斉に消えていった。