【短】桜の木の下で〜草食系男子の恋〜
草食系全開
僕もこてっちゃんの視線を追って、美月ちゃんを見つめた。
すると美月ちゃんは、掴んでいた僕の腕を強く振って、
「勉強の仕方は私が教える!!畠山君は要領が悪いだけだから…。いいね!!」
と、鋭い目で見てくる。
「う…うん…。」
頷くしかない僕が頷くと、こてっちゃんが笑いながら、
「竹田さんのその一言で決まったの。学年トップの生徒が言う事には…学校も弱くてね。」
と、言った。