sky


「…すごい。」


私は思わず本音が出てしまった。
…それは、桜満開に咲くピンク色の中で大勢の新一年生がいた。

すごく…キレイだった。


私は視線をそらすことなく、目を見開いて見つめていた。

「…こ」

「…こ」

えっ?


「さ…こ」

「…咲子ぉ!」


私は聞いたことがある声が後ろからした気がして、振り向いた。


そしたら、私にとって…嬉しい人がいた。
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