運命~道なき道~
私はそうは思わない。

障害者に対する視線。
能力のないものに対する態度。
そういうものも
人々を苦しめている。

ということは
障害者とか能力のないやつというのも
身分と言えるのではないか?

私たちは
身分差別がなくなったと
思い込んでいるだけではないか。

苦しむ人がいる限り
差別というものはなくなってはいないのだ。


そんなことを言っているが
それならば
差別をなくすことは不可能だろう。

だったら
せめて減らすように努力してみるべきだと
思わないか?

たとえば
障害者と同じ目線に立って話すとか。


でも
こう言ってる時点で
「障害者」と差別しているのかな?

こうして考えてみると
ほんとに社会の問題って
難しいなと思う。
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